どのぐらいの添加量でどのくらいの粘度がでるかを他多糖類と比較すると、グリロイドは中程度の粘度です。少量で高い粘度がでるキサンタンガムやスクシノグリカンと比べると同添加量では粘度が低いですが、グリロイドは糖やアルコールと併用すると相乗効果により粘度が上昇するため、食品や化粧品などの処方で使用するとこのグラフより粘度が高いと感じる場面も多いかと思います。また、少量ではさほど粘度が出ないので、添加目的が増粘ではなく、離水防止などの場合には食感への影響を抑え、目的の効果を付与しやすいという利点もあります。
グリロイドは自然なとろみを活かしてタレやソース、化粧水など様々な用途で使用されています。グリロイドがどんなものにどんな目的で使用されているかについてはぜひグリロイドの使用例のページをご覧ください。